「心身ともに」という言葉があるように、心と身体は常に一体。たとえ肉体は健康でも心がそうでなければ、やがて体調にも悪影響を及ぼします。焦り、イライラ感、過度な飲酒、寝不足…。それらがさらに進行すると、「うつ」や「パーソナリティ障害」といった病気にまで発展する恐れがあります。
近年、心の病気は日本でも徐々に注目されはじめていますが、社会ではまだ「精神的な病気は甘え」という考えも少なくありません。
我々は日常生活で、あらゆるストレスに囲まれながら生きています。仕事、学校、家庭、恋愛、友人関係など、その多くは人とのつながりが原因です。そして悩みを抱えている人の中には「問題を解決する手立てがない」、「そもそもストレスを抱えていることすら自覚していない」など、深刻な状況に陥っているケースもあります。ストレスを予防・軽減・対処するためには、まず自分自身が心の健康について理解することが重要です。
- ● 失恋から気持ちを切り替えられない
- ● 人前で字を書く時、緊張で手が震える
- ● クレーム対応でひどく心が落ち込む
- ● 焦ったりイライラしたりして、周りが見
えなくなる
- ● 思考力、集中力が落ちていると感じる
抱えたストレスから解放される時期が分かっているのであれば、じっと我慢すれば済むのかもしれません。しかし家庭の事情や仕事上
の人間関係などは、解決しないかぎり半永久的です。1年、2年と我慢を続けていくうちに、いつしか心に限界が来てしまいます。さらに問題を放置することで、別の問題が発生した際にも自分で抱え込んでしまう癖がついてしまい、状況は悪くなっていく一方です。
メンタルトレーニングを行うことで、単なる我慢ではなく、問題への向き合い方、意識の切り替え方、積極性などを心身に取り入れていきます。そうすることで「どうすれば平常心を保てるか」、「モチベーションを持続するにはどうしたら良いか」などを自分で考え、自然に行動に移せるようになるはずです。
また自分自身が精神のコントロールを学ぶことで、周囲で悩みを抱えている人にもアドバイスができます。人間関係が円滑になるだけでなく、人から信頼されることで自分に自信が持てることでしょう。
- ● 物事を前向きに考えられる
- ● 人前でも緊張しない
- ● 仕事とプライベートで意識
を切り替えられる
- ● 人の立場で物事を考えられる
- ● ここぞという時に集中力を発揮できる