ビジネス対策｜プロアスリートのメンタルトレーナーがメンタルヘルス・メンタルトレーニング対策を指導いたします。

入社当初は「こうしたい」「ああしたい」といった、意思やビジョンを抱いていたとしても、実際に働いていくうちに、様々なものに抑圧され、本来の自分を見失ってしまう方が多くいらっしゃいます。周りの評価を気にするわりに自己評価は低く、「自分にはできるわけがない」と簡単に物事を諦めてしまう人、誰かに迷惑をかけたくない、上司に叱責されたくないと、失敗を恐れるあまり無難にその場を収めようとする人など、その特徴はそれぞれ異なりますが、共通しているのは、自信を失い、自分自身を否定しているということです。
どんなビジネスも、顧客との信頼関係があって初めて成立するもの。自らが商品やサービスを提供する際に、おどおどしていたり、覇気がなかったりしたら、顧客に信頼してもらえるはずがありません。人の目や評価が気になるのは仕方のないことですが、気にし過ぎは禁物です。弱さは誰しもが持っています。自分の弱いところをただただ否定するのではなく、認めることで、今後の人生観やビジネススタイルが大きく変わることになるでしょう。

また、職場の仲間たちとの関係も、働く上では重要なポイントとなります。
会社は、上司、先輩、同僚、部下など、様々な役職、立場、感性、価値観を持つ人たちによって形成されています。その全員と分け隔てなく上手に付き合える人ばかりなら、何も問題ないでしょうが、そうはいかないのが世の常です。
近年、人間関係を理由に退職をする方が増えているように、これは極めて重要な課題であると考えます。嫌な人とは付き合わない、相手にしない。そんな子供じみた方法は、利害関係を追い求めるビジネスの現場では通用しません。必要以上に攻撃されたり、相手のペースに振り回されて疲弊したり、理不尽な扱いを受けたりといったストレス要因が積み重なることで、「会社に行きたくない」、「また怒られる」、「なんで自分が」と負の感情が生まれます。一人がマイナスの感情を抱けば、それは連鎖し、職場の人間に伝染していくのです。そこは果たして、働きやすい環境と言えるのでしょうか。
悲しい、辛い、悔しい。そういった感情をゼロにするのは不可能です。闇雲にそういった感情を内に貯め込んだり、ぶつけ合ったりするのではなく、素直に受け止めることができれば、それは丈夫なバネとなり、あなた個人はもちろん、企業全体としても、大きく成長するきっかけになるはずです。

人は社会に出ると、嫌なことや苦しいことがあっても、我慢して耐えようとする傾向にあります。そんな状況（無理）が長く続けば、慢性的なストレスとなり、目的意識の欠如やモチベーションの低下につながってしまうことも考えられます。
周りの環境や状況を変えるのは難しいと思いますが、メンタルトレーニングを通して、あなた自身が変わることは可能です。言いたいことが言えない、すぐにあがってしまう、些細なことにイライラする、感情的になる、誰にも心を開けないなど、そんな余裕のない自分を変えてみませんか？闇雲にポジティブになる必要はありません。誰が相手でも、どんな状況でも、同じ気持ちで過ごせる“平常心”を身に付けることが大切なのです。正しいメンタルトレーニングを行えば、自分の感情をコントロールする術を身に付け、ストレスに負けないしなやかなメンタルを手に入れることができます。心に余裕が生まれれば、仕事にもやりがいをもって取り組めるようになるでしょう。
会社での目標が定まり、それが自身の潜在意識に生まれると、仕事が楽しくなり、行動的になっていきます。企業のトップに立てる人は、みんな目標意識が高い人なのです。しかしながら、これを潜在的に持っているのはわずか1～2％程しかいません。今は確固たる目標がなくとも、メンタルトレーニングを続けることで、意識を高く持てるようになるはずです。