ストレスチェックの義務化｜メンタルヘルス・メンタルトレーニング対策ならほこやまメンタル塾

2015年に厚生労働省より施行された「ストレスチェック制度」※により、職場のメンタルケアが義務となりました。
近年問題視されている離職率・休職率の高さの原因の多くが、ストレスにあることは皆さんもご存じのことと思います。“ストレス社会”という言葉で評されるように、今は社会生活を送るすべての人が、立場や年齢などに関係なくストレスの影響を受けやすい時代です。そのままストレスの根を放っておけば、社員の身体的な不調や精神バランスの乱れなど、深刻な問題に発展しかねません。そしてそれは、企業全体のパフォーマンス力の低下を招き、大きな損失となってしまう可能性もあるのです。
ストレスチェックは、そういった社員の抱える心身の負担を知ることのできる、大変良い機会であると考えます。しかし、重要なのは、ストレスチェックのその後です。行うだけでは意味がありません。結果を踏まえて、あなたの会社を支える大切な社員が何に、どのようなストレスを感じているかを知り、分析し、そのストレスをどのように分散、コントロールしていくかが課題となります。そこでご提案するのが、メンタルトレーニングです。メンタルトレーニングを活用することで、社員一人ひとりが、自分自身でストレスを柔軟に解消できるようになるでしょう。また、ストレスの原因として挙げられることの多い上司にも、これは有効であると言えます。あなたの職場でも、部下との接し方、指導の仕方などのコーチングを含めたメンタルトレーニングを、メンタルケアの一環として取り入れてみませんか。

● 社員のモチベーションが低い
● 離職率・休職率が高い
● 会社の経営・業績不振
● 体調を崩す社員が多い
● 人間関係が良くない
● 上司のコーチングテクニックも大切

ストレスチェック制度は、2015年12月に厚生労働省により施行されました。労働者に対し、ストレスの状況をチェックするための検査を定期的に行い、結果を本人に通達することで、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させることが目的です。また、結果を集団的に分析することで職場環境の改善へつなげるという狙いもあります。

働く方々がメンタルトレーニングを行うことには、大きな意味があります。「ついカッとなって部下を怒鳴ってしまう」、「プレゼンに失敗したらと思うと不安で眠れない」、「希望部署に配属されなかったためやる気がでない」など、ストレスの現れ方、感じ方は人それぞれです。一時の感情に振り回されて、本来の力が発揮できないというのは非常にもったいないことだと思いませんか？

メンタルトレーニングでは、自分自身としっかり向き合い、感情のコントロール法を身に付けます。それにより、平常心で物事に向き合うことが可能となり、ストレスによる不調を予防するだけでなく、高いパフォーマンス能力を発揮することができるようになるのです。極度の緊張状態に陥っている場合であっても、平常心を上手く活用できるようになれば、スポーツやプレゼンなどその時々の状況を心から楽しめるようになるでしょう。

また、メンタルトレーニングを通して、集中力やモチベーションが向上することは、社員のキャリア・スキルアップなどにもつながり、企業全体にとってもプラスの効果をもたらします。ストレスチェック制度とメンタルトレーニングを上手く活用し、組織の環境づくりに役立ててみてはどうでしょうか。